どうも。うしおです。

今回は、前回の智光山公園キャンプでも大活躍した、カゴテーブルの作り方と使い方を解説していきます。

はっきり言って自作するのは面倒でしたが、メチャクチャ役立ってくれてます。

持っておいて損ないどころか、便利すぎました。

時間に余裕のある方やキャンプ好きは、ぜひDIYに挑戦してみてくださいな。

【キャンプの味方】カゴテーブルを自作したので作り方と使い方を解説

かごテーブルの材料(ホームセンターで買いそろえたものと材料費)

まずは道具をそろえます。

カゴテーブルの材料は全部ホームセンターでそろうので、ホームセンターに行くのが手っ取り早いです。

購入したのは下記の6点。

  1. スーパーで使うような、よくある買い物かご
  2. テーブル部分になる木の板(横が買い物かごよりやや大きいサイズのもの)
  3. テーブルの脚+かごにはめ込む部分になる木
  4. 油性ニス
  5. ニスのうすめ液
  6. 紙やすり

カゴテーブルを作るには、ホームセンターへGO

それぞれかかった費用は以下の通りです。

  • フタになる木の板:1,100円(税込)
  • 足になる端材 ✕ 2:126円(税込)
  • ショッピングかご:657円(税込)

油性ニス、うすめ液を用意

油性ニス、うすめ液、やすりについては覚えていませんが、合計で1,000円ほどだったので、制作費は合計で約3,000円となります。

こう考えてみると結構高いですが、テーブル天板は軽さ重視でやや高いものを買ったので、もう少し安くすむと思います。

油性ニスとうすめ液は、繰り返し使えるので最低2,000円ほどというところでしょうか。

かごテーブル制作に必要な道具

その他、下記の道具を使いました。

  • 木をカットするためのノコギリ
  • 軍手
  • 定規・メジャー
  • ボンド
  • トンカチ

ホームセンターによっては無料で使える工作室があり、ノコギリなど道具がそろっているところがあります。

釘やボンドなどの消耗品だけ持っていけば、制作スペースにも困らないので、コーナンや島忠、ドイトなど工作室のあるホームセンターを利用すると便利です。

超絶便利!! 自作カゴテーブルの作り方 & 手順解説

1. テーブルになる板の4つ角を丸くし、やすりをかける

まず最初は、テーブル面になる部分の形を整えていきます。

そのまま使っても問題ないのですが、危ないので角は切り落として丸くしておきましょう。

ノコギリで4つの角の端を切り落としたら、やすりをかけて丸くします。

ホームセンター制作室にてノコギリで角をカット

2. テーブルに脚をつける

テーブルに脚をつける作業にとりかかります。

板にかごをかぶせて、脚を付ける場所を決めていきます。

かごの内側ギリギリにくるように脚をつけると、いい具合にハマって安定するので、そのあたりに印をつけておきましょう。

カゴテーブルの脚をつける位置

定規で線を引いて、脚の位置を完全に決めたら…

 

ホームセンター制作室にて慎重に定規で計測中

ボンドを使って仮止めします。

持参したボンドを持って裏面を仮止め

ボンドが乾いたらひっくり返して、天板面から釘を打ちます。

今回は3カ所ずつ打ちました。

釘を打ち付けてカゴテーブル完成間近

これでテーブルの形ができました!

3. かごの出っ張りに合わせて天板の一部をくりぬく

後はニス塗り…と思ったのですが、かごの取っ手の部分の突起のせいでハマりがいまいち。

かごテーブルの出っ張り部分に合わせてくりぬく

出っ張り部分に合わせてくりぬくことに。

カゴとの接続部分をくり抜き中

そのままでも使えなくはないので、ハマり具合を見て調整すれば良いと思います。

最初は気持ち小さくくり抜いておき、削りながら調整していくのが良いです。

完成したら実際にカゴにのせて、ちゃんとはまるかをテスト。

カゴテーブルほぼ完成

OKですね!

4. 全体にやすりをかける

ニスを塗って仕上げる前に、全体をやすりがけします。

こうするとニスが塗りやすく、綺麗に仕上がるそうです。

くりぬいた箇所も忘れずにかけます。

ちなみに仕上げ用のやすりは細かいものの方が良いです。

5. 油性ニスを塗る

ニスは塗ってしまうと持ち運ぶのが大変なので、家で塗ります。

カゴテーブルは屋外利用がメインのため、耐性の強い油性ニスを選びました。

クリア(透明)のもの買ったのですが、塗るための筆に黄色の絵の具が残っていたようで、若干黄色っぽい仕上がりに…。

カゴテーブルの仕上げ。ニス塗り

でも、結構楽しい作業です。

裏表まんべんなく塗りたくります。

汚れないように、汚れても良いものをひいておくのを忘れずに。

ただし、ニスがある程度乾いてないと紙にくっつくことがあるので、ちゃんと乾かす時には脚を下にしたほうが良いです。

また、ニスは計2回塗るので厚塗りにならないように注意。

油性ニスの粘度が強くて塗りにくい時には、専用のうすめ液で少し薄めてから使います。

全体に塗ったら、半日程度乾かします。(ニス本体に表記があるので確認しください。)

6. 完全に乾いたらやすりをかける

完全に乾いたら、目の細かい紙やすりで全体にやすりがけをします。

こうすることで綺麗に仕上がるようです。

7.もう一度油性ニスを塗って乾かしたら完成

1回目のニス塗りと同じように、全体に油性ニスを塗って、しっかり乾かしたら完成です!

【表面】光沢がでて、予想外にちゃんとしたものになりました!

ちなみにマット仕上げのニスもあるので好みで選んでください。

カゴテーブルの表面

【裏面】油断していたため、新聞紙が足にくっつきました。

誰も気にしないはずなので、上出来とします。

カゴテーブルの裏面

キャンプで便利なカゴテーブルの使い方【実践編】

カゴテーブルの使い方は主に4つあります。

どれもキャンプでは重要な役目であり、カゴテーブルのポテンシャルを感じざるを得ません。

実際に10月末に行ってきた智光山公園キャンプ場では、大活躍してくれました。

1つめ:収納用として使う

かごの中に食器などをしまう、収納用として使います。

ショッピングカゴの大きさなので、かなりの量が収納できます。

強度もそれなりにあるので、上に物を重ねてもOK。

カゴテーブルを収納用として使う

2つめ:かごの上に物をおくテーブル

もちろん、カゴ”テーブル”として、テーブルの上には物を置いておくことができます。

キャンプで使ってみた肌感覚としては、5kgくらいなら問題ないと感じました。

3つめ:食器や野菜をまとめて持ち運び

”カゴ”テーブルなので、カゴとしても当然大活躍します。

食器や野菜をまとめてかごに入れ、洗い場へ持ってけば、そのままカゴ内で洗えます。

洗い物がバラバラせず、しかも洗い場に直接食器や野菜をおかなくていいから衛生的。

水も勝手にきれるので、めちゃくちゃ便利です。

しかも、持ち手があるから持ち運びしやすいです。

4つめ:水切り用のカゴ

カゴテーブルを汚れ防止で使う

食器などを洗った後、水を切る場所がないというのは、キャンプ場の洗い場あるあるです。

そんな時にカゴテーブルがあれば、自然と水を切ってくれるので、食器類が乾きやすくなります。

かごの中に食器を入れて下にテーブルをひくことで、汚れから食器類を守ってくれます。

大量の食器をどこに置くか、キャンプ中は結構迷うので、これだけでも大助かりです。

カゴテーブルは2020年のキャンプ必需品!! 絶対流行るはずや!!

使えばわかる素晴らしさ。

カゴテーブルは自作が面倒ですが、1つ用意しておくだけでキャンプの快適度がグググッと増します。

キャンプ常連の猛者にもなると、こういったカゴテーブルを3〜5個くらい用意している人もいるようです。(重ねて使えるから)

キャンプ地に行って周りを見ている限り、まだまだカゴテーブルが流行ってるとは思えませんが・・・

キャンプ人気は高まる一方なので、2020年以降にキャンプ必需品として流行るポテンシャルはあると思います。

というわけで、時代に乗り遅れたくないそこのアナタ。

今すぐお近くのホームセンターに行って、テーブル天板とショッピングカゴを買ってきましょう。

カゴテーブルを自作せず買おうと思うと5,000円くらいかかる(しかもそんなに大きくない)ので、半額以下+手間で自分用に使いやすいものができると思えば、DIYする価値はありますよ!

自分で作ったという思い入れもあり、キャンプがより楽しくなること間違いなし。

ぜひカゴテーブルを持ってキャンプに行き、周りにその実力を見せびらかしてあげてください。