軽自動車で北海道一周旅行に出かけたことがある私達。
いい思い出だねー。
楽しかった、北海道ー!
夫婦で1か月かけてドライブ旅行したのですが、北海道はドライブするには最高の場所でした。
今回は、夫婦で北海道一周の思い出話をしていきます!
北海道一周車ルートと思い出エピソード
私達が夫婦で北海道旅行をしたのは、2~3年前のことです。
8月~9月末ごろの夏のシーズンでした。
北海道は冬になると雪が降るため、軽自動車でドライブしながら北上しようと計画していた私達は、寒くなる前の夏に行ったのです。
東京から車で出て行って、北上しながら他にも色々行ったよね。
そう、下道で色々寄り道しながら行ったんです。
そして、青森からフェリーで函館に渡りました。
私達の北海道一周のルートは下記の通りです。
函館 → 札幌 → 旭川 → 稚内 → 網走 → 知床 → 十勝 → 帯広 → 富良野 → 支笏湖 → 洞爺湖 → 函館
道南の函館から、札幌方面に北上して時計回りにぐるりと一周、ふたたび函館にゴールするというルートです。
1.函館(はこだて)
函館は、移住も考えたことがあるほど、私達夫婦が北海道で好きなところです。
そもそも北海道旅行一周しようと思ったのは、それまで函館と札幌に何回か行って、とても良いところだと思っていたからです。
私達夫婦が函館で大好きな店は「ラッキーピエロ」。
函館限定のハンバーガー屋です。
名物のチャイニーズチキンバーガーの他、オムライス、パスタ、ハンバーグなど、メニューが豊富でファミレスのようなお店。
安くて、学生が大喜びするほどのボリュームなのです。
あそこいいよねー。
北海道の函館行ったら、絶対行くところだよね。
いつも行っちゃう。
函館全店舗制覇するんじゃない?
函館内に数店舗ある「ラッキーピエロ」に、今まで何度も行ったことのある私達。
5店舗以上は行ったことがあると思います。
次は「ラッキーピエロスタンプラリー」みたいなのやる?
やっちゃってもいいぐらい。
勝手に印刷とかしてね(笑)
「ラッキーピエロ」はお店ごとに野鳥園やヨーロピアンなど、装飾が違うのも面白いです。
映像(イルミネーション)がお洒落なところもあった。
さすがのラッキーピエロだね。
函館旅行で食事の際は「ラッキーピエロ」がおすすめですよ。
函館の夜景は、この旅行の時に見に行ったっけ?
何回も見てるから、行ってない可能性あるね(笑)
2.札幌(さっぽろ)
札幌には何度も行っているので今回の車旅ではほぼ通過でしたが、北海道旅行といったら欠かせないのが札幌です!
ここでは、今まで私達が行ったおすすめの観光名所をご紹介します。
さっぽろテレビ塔
北海道の電波塔である有名な観光スポット、さっぽろテレビ塔。
展望台からは札幌の街並や石狩平野が一望でき、「北海道に来た!」という実感が湧くところです。
夏にバンジージャンプができるイベントが開催されており、以前、夫も挑戦したことがあります。
展望台のてっぺんではなく、地上約27mのフロアの屋上からジャンプするのですが、それでも10階建てのビル位の高さでスリル満点です。
札幌の街の真ん中で沢山の通行人が見守る中でのジャンプは、ここだけでしか味わえない面白さですよ。
大通公園
さっぽろテレビ塔に面している、花と緑が美しい広大な大通公園。
私達夫婦は今まで何度も大通公園の有名イベントに訪れています。
「さっぽろオータムフェスト」は美味しいものが大集合!
「さっぽろ雪まつり」は何度来ても雪像に感動するイベントです。
夜のイルミネーションもすてきですよ。
さっぽろ羊ヶ丘展望台
クラーク博士の石像が有名な、さっぽろ羊ヶ丘展望台。
色とりどりの広大な札幌の自然の風景が楽しめて、市街にあるさっぽろテレビ塔の展望とはまた違った魅力が楽しめます。
ここにきたらやっぱりソフトクリーム!
沢山の羊がいて、夏に行くと気持ちが良い場所です。
サッポロビール博物館
建物がおしゃれなサッポロビール博物館。
異国情緒あふれるビアホールで、ジンギスカンと生ビールで乾杯!
もう最高です。
札幌に訪れた時は一度は行っておきたいおすすめスポットですよ。
3.旭川(あさひかわ)
旭川には今回、
「動物達の自然な姿が見られる旭山動物園に行っておきたい」
という思いがあり、行ってきました!
旭山動物園の年パスは、3回行くだけで回収できるお得なお値段。
(当時1200円ぐらいでした)
夫婦で買って、北海道一周中に3回は通いました。
すごく楽しかったの。
めちゃくちゃ楽しいんだよねー!
何度も行くくらい、動物たちが魅力的で楽しい動物園でした。
とても有名な旭山動物園はおすすめです。
4.稚内(わっかない)
旭川からその後北上して稚内へ。
稚内は北海道最北端の街です。
北海道の地図で言うと、一番北の先の地点ですね。
稚内は風が強かったね。
風が強くて、ビュービューいってた。
気温10度台だったのは間違いない。
まだ8月末か9月上旬ぐらいの夏の季節でしたが、ダウンを着ているのにガタガタ震えるほど寒かったです。
そして、夫婦で北海道最北の岬である宗谷岬へ。
宗谷岬は海も荒れて、風も強いという状態でした。
「落ちたら死ぬなー」って(笑)
海に落ちたら100%死んでたね。
「いちおう写真は撮ろう」って言って、モニュメントに2人でつかまりながら(笑)
「飛ばされたら絶対ヤバい」って。
「大丈夫かー」って、中腰で撮影したよね(笑)
立つのがこわかったよね、正直。
雨も少し降っていたし、風も強くて立っていられないほどの天気。
長居できず、写真を撮ったらそそくさと車に戻りました。
5.網走(あばしり)
北海道の地図上では一番上である稚内から、右側の道路を通って下に降りるような形で、網走へ行きました。
そして有名な「網走監獄」へ行った私達。
網走監獄はかつて刑務所があった建物の博物館で、現在の網走刑務所とは別の場所にあります。
刑務所のメシ食ったね。
意外に美味くて、健康的で。
普通に美味しかったよね。
魚がね、ほっけだったかな。
北海道のほっけ、美味しいんだよねー。
分厚くてね。
網走監獄は、人気漫画「ゴールデンカムイ」の舞台・題材になった場所。
当時の面影を残しつつも、現在観光用の博物館になっており、とてもリアルで良い場所でした。
当時の監獄は、すごい寒かったんだろうとか。
ストーブってこんなだったんだな…とか。
粗悪なところに住んでたんだなとか、イメージできたよね、具体的に。
監獄の形も特殊で面白かったね。
放射線状にのびてるっていう。
すごかったという印象で、はっきりとは覚えていない(笑)
あそこから脱獄したという人がいるからすごいよね。
「脱獄王」と呼ばれていた白鳥さんか。
白鳥由栄(しらとり よしえ)は、「ゴールデンカムイ」の白石由竹のモデルで、網走をはじめ様々な刑務所で脱獄を繰り返した人物。
博物館でもその脱獄エピソードなど様々な展示があり、面白かったです。
監獄の鍵の仕組みとか。
北海道の開拓は監獄囚がやってたとか。
めちゃくちゃ面白いので、ぜひ行ってみて欲しいですね。
6.知床(しれとこ)
そして北海道の地図上の右端にとんがっている場所、知床へ。
自然をそのまま残し、生き物が見られる知床国立公園へ行きました。
知床もね、行ってみたかったのよ。
「野生の熊見れたらいいな」って思って。
国立公園の先の熊がでると言われていた場所では見れなくて、帰り車で戻っていた時に道に野生の熊がいたんだよね。
普通にいた、野生の熊。
けっこう近くでね。
ある日森のくまさんに出会った(笑)
そうそう、まさにその通り(笑)
ちょっとした子熊?
熊の中では小さい方かもしれませんが、2メーターはある熊に出会いました。
熊はモグモグと草を食べていて、かわいかったです。
草を食べている時は大丈夫と思い、車の中にいた私達はじめ他の車も、熊と距離を保ってゆっくり走りながら、「生の熊だー!」と言って観察しました。
知床は動物パラダイスだったよねー。
ホント、信号ほとんどないのに道路表記は動物注意の看板しかなかったもん。
「安全運転でよろしく」みたいな感じだったね。
いいところだったね。
シカ、リス、キツネ、ふくろう…。
北海道では知床以外の場所でも野生の動物を沢山見かけましたが、やはり知床は圧倒的に動物が多かったです!
7.十勝・帯広(とかち・おびひろ)
知床の動物に感動した後は、北海道地図上の下の方、十勝に移動しました。
帯広市に行き、ばんえい競馬を見ました。
ばんえい競馬っていうのは、のろのろした馬なんですけどね。
説明がへたくそか(笑)
ばんえい競馬は、北海道の馬である「ばんえい馬」による競馬です。
通常の競馬の馬よりも背丈は低いけれどがっしりとした体型の馬が、人を乗せて後ろに荷物を載せたそりをひいて走ります。
ばんえい競馬は「銀の匙」という漫画で知ったんだけど、見てみたいなと思って。
ばんえい競馬は、スピードよりもパワー重視。
通常の競馬よりは遅いですが、筋肉モリモリの馬がパワフルに坂などを上り下りするのです。
200mほどの短い距離ではあるものの、あまりにも荷物が重いのか、馬が途中で休憩していました。
お馬さん達が休憩するタイミングも、面白味がある競馬。
それも含めて面白かったね。
柵だけしかないところから間近で馬を見ることができるので、迫力も満点です。
もちろん競馬だから、賭けることもできます。
僕達もしっかり賭けたよね。
でも賭けたとしても500円くらいだったかな。
どうでした?
当然ながら負けよ。
ビギナーズラックはなかった(笑)
ばんえい競馬は、北海道の十勝(帯広)しかなく、もちろん他の競馬と同じように入場料はかかりません。
迫力あるお馬さんが沢山いるので、おすすめですよ!
8.富良野(ふらの)
十勝の後は富良野に行きました。
メロンだ!
メロンとラベンダーの有名な(笑)
富良野といえば、ラベンダーのお花畑が有名なところですね。
ラベンダー咲いてなかったけどね、行った時期は。
私達が行った時はラベンダーの開花時期ではなかったのですが、目的はパラグライダー。
夫婦2人で、モーターパラグライダーをやってきました!
どうでした?パラグライダー。
股間が痛かったね(笑)
そこ?それ?(笑)
パラグライダーは、思ったよりも高く飛びました。
私は400m、夫は300mくらいの高さ。
モーターのちからで一気に高く上がっていくのですが、後ろにプロの方がつく「ダンデム飛行」なので安心して体験できました。
気持ちよかったよねー。
すごい気持ちよかった!
川や山も見えるし、長方形に並んだお花畑が上から見れて、すごいきれいだった。
空の上からの景色にとても感動したので、夫婦で「また行きたい!」という話になりました。
パラグライダーは、1人1万円前後で初心者でもできるのでおすすめです。
やってみるといいかもねー。
高いところが大丈夫な人はぜひ!
9.支笏湖(しこつこ)
富良野を出て、千歳市へ。
新千歳空港がある辺りから支笏湖(しこつこ)に向かい、オートキャンプをしました。
支笏湖で2泊3日しました。
私達夫婦が泊まったのは、北海道で一番有名と言われる「美笛(びふえ)キャンプ場」。
湖のすぐそばに泊まることができるオートキャンプ場です。
大人1人1,000円なんだよね。
安かったし、すごくロケーションがいいところだった。
良すぎて延泊したよね。
透明な湖が美しい支笏湖がきれいで延泊をした私達。
でも湖の近くだから砂っぽくなっているところにタープを立てたら、雨で倒れて(笑)
あそこに立てるべきじゃなかったんだけど。
素人ゆえにねー。
まだキャンプ慣れしてなかったため、砂地にタープを立ててしまい、雨風でタープが倒れるハプニングが発生。
しかし、キャンプ場はきれいで、すごくのんびりできました。
夏の北海道の醍醐味はキャンプと言っても過言ではないよね。
カヌーも乗れるんだよね。
北海道はテント泊なら、1泊500円ぐらいから泊まることができるキャンプ場が沢山あります。
「大人1人1,000円が高い方」という印象で、大人2人だったら500~2,000円くらいでキャンプできるのです。
都内だったら2人で5,000円くらいと考えると、とてもお得ですよね!
10.洞爺湖(とうやこ)
支笏湖でキャンプした後は、サミットが開かれたことで有名な洞爺湖(とうやこ)へ。
洞爺湖といったら、「銀魂」の銀さんの木刀のイメージだけどね、僕の中では(笑)
洞爺湖では旅館に泊まりました。
今回は遊覧船には乗らずに、洞爺湖周辺を散歩。
洞爺湖周りは遊歩道のように整備されていて、散歩が気持ちいい場所だったね。
そうね。
ちょっといいとこ泊まったしね。
洞爺湖はロマンチックで、カップルや夫婦にはいい場所ですよ。
車で北海道一周するのにかかった費用
夫婦で1か月くらいかけ、軽自動車で回った北海道旅行。
正確な額は覚えていないんですけど、参考までに、
私達の場合、体験や食事にはお金をかけたいけど、宿泊費は抑えたかったので下記のような工夫をしました。
- その時々で安いホテルを使う(ビジネスホテル、ラブホテルなど)
- 快活クラブなどの個室のあるインターネットカフェを利用する
- キャンプ場や道の駅で車中泊する
結果、北海道を一周し、おもいっきり旅行を満喫したにも関わらず、2人で30万円〜50万円でおさまりました。
「一生の思い出を作るんだったら高くないんじゃないの?」って思う値段だよね。
旅行好きは思うでしょ(笑)
「一周まわる」というのは旅行好きにとってロマンがあるものです。
2人で1か月で50万円かからない北海道一周。
格安旅行、ぜひ検討してみてください。
車でまわれば格安!夫婦で北海道一周旅行を楽しもう
実際に夫婦で北海道一周旅行に行ってみて、車でまわれば格安であることがわかりました。
ガソリン代めっちゃ安くすんだね。
信号が市街以外に全然なくて渋滞もないから、燃費良くてすごいガソリン節約できた(笑)
あの時、僕の車(燃費)リッター25キロまで行ったんじゃない?
21キロくらいまでいった。
平均でああなってるということは、もっといいんだよ。
平均23~25キロで走っていたと思うよ。
北上するほど燃費の良い記録更新のようになっていた北海道旅行でした。
今回の北海道一周旅行で一番良かったところはどこ?
僕は知床かな。
あまりにも違った。
私も知床がベストでした。
自然や動物大好きな私達は、野生の動物を見て大興奮。
「きつねやー!」ってなるやん。
知床半島を周る船に乗って、「熊見えます」というところがあったよね。
あんまり遠くて見えなかったけど、あれはあれで面白かったよ。
生の熊見れて、しかも車からというのがよかった。
普通に森歩いてて、熊に遭遇したら戦慄走るもんね。
「無理やわ」ってあきらめてしまいそう。
それはだめよ(笑)
今回の北海道一周旅行で私達夫婦がもっとも印象に残った場所は、サファリパークみたいで楽しかった知床でした。
とても楽しかった夫婦で北海道一周旅行。
「また行きたい」と話し合い、夢は広がります。
僕は今度は小型バイクの免許取ってまわりたいもん。
いいねー。
テントつんで?
テントつめないねー、小型バイクじゃ。
2人乗りでしょ?
2人とも小型バイク?(笑)
それだったらキャンピングカーがいいな。
次はキャンピングカーで回ります!(笑)
車でまわれば格安で行ける北海道一周。
ぜひ夫婦でまわって、お気に入りの場所を見つけてみてくださいね。