カンボジアは悲しくも内戦があった国、未だ地雷の埋まっている国としても有名です。

シェムリアップにはそれを感じることのできる場所、戦争博物館(ワーミュージアム)があります。

シェムリアップ市内からトゥクトゥクで10分程度で行けるため、訪れてみました。

戦争博物館の場所と入場料

戦争博物館は下記の場所にあります。

入場料はふたりで10ドル(ひとり5ドル)です。

入り口でチケットを買い、入場です。

料金不明ですが、英語ガイドをつけることもできるようです。

こんなものを見ることができます。

戦争博物館では、おもに1970年代に使用された戦車やミサイル、地雷、銃、当時の写真などを見ることができます。

そのままふきっさらしで残っていて、さびていたり、朽ちかけていたり、時の流れを感じます。

使われていた戦車や飛行機は古くなっているものが多いですね。

見つかった地雷や、地雷撤去の方法について詳しく書かれているエリアもあります。

地雷や爆弾以外にも、蛇の毒が塗られてある武器(Caltrop)も使われていたそうです。

地雷の構造も知ることができました。

ミサイルや銃もいくつも並べられています。

ほかにも当時の服装をきたマネキン(手作りでボロボロのマネキンで一層愁傷感が漂ってます)

地雷が埋まっているところを再現した場所などもありました。

この写真は地雷が埋まっている場所を模しただけだと思いますが、実際には今でも国境付近の農村部など、カンボジアには地雷が埋まっているエリアがあります。

地雷は安く、兵力を減らせる武器なので、今でも武器として内戦がある国では使われることがあるそうです。

被害を受ける多くの人々は一般市民ということで、なんとも言えない気持ちになりました。

まとめ

カンボジアの戦争博物館はあまり広い施設ではないですが、暗い歴史があるなかでも明るく過ごすカンボジア人に素直にすごいなぁと感じました。

この後、ホテルに戻ってから「最初に父が殺された」というカンボジア人の内戦を描いた映画を見てみたんですが、むごすぎて、たった30年くらい前なのにこんなことがあったのかと、信じられないほどでした。

ネットフリックスで見ることができるので、興味がある方はチェックしてみてください。

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